電極を作ります
それではアルミ箔で電極を作ります。
まずは、電極を制御回路のどの端子に繋げば良いか確認します。
本家のコンマの電極と並列になれば良いので、回路を追って本家の電極が接続された端子を探します。
左の赤い印が本家の電極部分。
表シートの電極が緑の矢印の端子に、裏シートの電極が青矢印の端子にそれぞれ接続されていました。
一方これから作る「2の下」電極が黄色矢印の部分で、これを本家と同じ端子に接続するわけです。
で、「2の下」の電極と、この端子までの配線が一体になったものをアルミ箔で切り出しますが、以下この電極と配線が一体になったものをパターンと表記します。
まずは形を。
メンブレンシートにトレーシングペーパーを重ねて、電極とパターン(以下パターン)を描きます。
上の画像では、裏面のパターンもすでに描いてあります。
トレーシングペーパーにスプレーのりを吹いて、アルミ箔に貼り付けて....
スプレーのりは3Mの55。
はさみで切り出します。
切り出したパターン。
紙を剥がすと、ぐりんぐりんに丸まってしまいますので、貼り付け終わるまで紙は付けたままにしておきます。
右のが表シート用、左が裏シート用です。
裏側にまたスプレー。
切り出したパターンの裏側にまたスプレーのりを吹いておきます。
左側を紙でマスキングしていますが、これは端子に接触する部分にのりを付けたくないためです。
と言うわけで、パターンはこれで完成。